ハイオク満タン

LOVEBITESとドイツ車、ハイボールをこよなく愛する 謎のおっさん語る

スイフトスポーツ (4)

f:id:songforbrother:20190101194753j:plain

ZC32S、その前型のZC31Sに搭載されていたエンジンはM16Aです。
現行ZC33Sには過給機付きのK14Cが搭載されておりそれまでとは別物です。

ホンダのタイプRにも言えることですが時代はターボ化です。
高回転型NAエンジンは環境対応の面でマージンが稼げません。

それはスイフトスポーツでも同じことが言えます。

M16Aエンジンは燃費(14~20km/L)が良くエコエンジンだと思います。
それは偏に経済的な話であり、環境面では非常に厳しい側面を有していました。

1.3,000rpm以下ではスロットルが最大で60%程度しか開かない
2.エンジンブレーキを使っても燃料カットが出来ない条件が存在する

それまで低速トルクの薄いエンジンばかり乗り継いできたいせいか、
1のスロットル開度が制限されていることは全く気になりませんでした。

問題は2でした。
エンジンブレーキ中は通常スロットル開度はほぼ0%のはずです。
瞬間燃費計のあるクルマなら---km/Lや最大値が表示される状態を指します。

ZC32Sでは燃料カット時に最大値である30.0km/Lが表示されます。
それが何らかの条件が揃うと燃料カットを中止して24km/L前後が表示されます。
言わば、ごく浅いながらスロットルを開いている状態です。
これは平坦路を4速60km/L程度で流すのに必用なスロットル開度に相当します。

起きる条件は下り坂であり、4,000~5,000rpmでエンブレ使用時に発生します。
私はメカ屋ではないのでカラクリの仕組みまでは分析出来ませんが、
ガソリンを使用しないと何らかの弊害が生じることへの対策(制御)と考えます。


謹んで新春のお慶びを申し上げますm(__)m

スイフトスポーツ (3)

f:id:songforbrother:20181231162650j:plain

スイフトスポーツ(ZC32S)のミッションは6MTでした。
ずっとMTを乗り継いできたので必然的な流れです。

スポーツ”とは言えどスズキらしいと思ったのはシフトノブです。
純正品はウレタン製でパターン部はプラスチックでした。
おまけにシフトノブが動かないよう強力なボンドで固定されています。
殆どの日本車(MT)のシフトノブは回せば外れるタイプかと思います。
ウレタンの感触に耐えられず即効交換しましたが作業は大変でした(^^;

ZC32Sだけでなく、31も現行33もケーブル式のミッションです。
以前の記事で「ケーブル式が必ずしも悪いとは限らない」と書きました。

ZC32Sの6MTは海外で販売展開するキザシのキャリーオーバーですが、
残念ながらシフトフィールは良い部類には入らないと思います。
田中ミノル氏が「ZC31Sのシフトフィールは一体どこへ?」と当時嘆いてました。
エンジンやミッションからの反応は殆どない典型的なケーブル式の性格です。
ストロークは縦方向はまぁまぁですが横方向が大きいですね。

ZC33Sは試乗したことがないので進化を確認できていない点があります。
それは“シフトチェンジ時に鳴るゴトンという機械音”です。
これがやたら気になりました。
カウンターウエイトが入っているそうなのでその影響でしょうか?
シフトチェンジは車内=ほぼ無音、車外=ガチャコン♪とばかり思ってました。

とか言いつつ、2~5速がクロスレシオなのでワインディングでハマります。
中回転域でトルクが厚いのでM16AエンジンはMT向きとも言えます。

MTはストローク量が正義ではなくフィーリングが最も重要だと思ってます。
身近で生々しさを感じるなら、NDロードスタージムニーがオススメです。


最後になりますが、皆様よい年越しをお過ごしくださいませ。

スイフトスポーツ (2)

f:id:songforbrother:20181230205900j:plain

私のスイフトスポーツ(ZC32S)離れを加速させたのは趣味の旅行でした。
当時、ついに一眼レフを購入したのもあって結構遠出していました。
印象に鮮明なのは津軽下北半島制覇ですね。

「フロントガラス越しの景色が圧縮して見える」(個人の意見です)

これの原因分析は出来ていまして、
1.フロントガラス自体が運転手アイポイントから離れ過ぎているため
  景色に遠近感がついて見えてしまう
2.Aピラーが太いため視界そのものの削られる量が多い
3.Aピラー根元(一般的にツイーターが付く位置)の目隠しが大きく、
  また、フロントドア上枠フレームの車内への入り込み量も大きい

「トンネルを抜けるとそこはシーサイドラインだった」としても、
景色には常に額縁が付いているように錯覚してしまいました。
この要因は上記1が支配的です。

視界設計に拘ったスバル車からの乗換えでは必然的にそう感じてしまいます。

ユニークな話としてはサングラスを掛ける必要がなかったことです(笑)
フロントガラス自体がアイポイントから離れていることによって
車内への直射日光の入り込みが非常に少ないからです。
それでもサングラスをしていたのは単純にカッコつけのためです(^^;

現行スイフトも変わらぬ伝統的デザインを継承しています。
リアドアのオープナーがCピラーに埋め込まれたため死角がより増えました。
メーカー思想は本当に奥が深いものです。

インターネットで調べると同じような感想が結構見受けられます。

スイフトスポーツ (1)

f:id:songforbrother:20181229223643j:plain

かつてこんなクルマを所有している時間帯がありました。
スズキのスイフトスポーツ(ZC32S)、デビュー翌年に新車で購入しました。

操る楽しさは200%でしたが安全性能に疑問を抱き1年半で売却しました。
軽量・高剛性は正義ですが・・・何故Aピラーがあんなに太いのか・・・。

着座位置がライバル者のヴィッツ、フィットより高いこともネガでした。
デミオに乗るとスポーツカーかと間違えそうなレベルでした。

ベースがファミリー・・・、いぇ、軽四のスズキらしさと感じました。

マフラーをROSSO MODELLOのCOLBASSO Ti-Cに換装して楽しさ200%でした。
これが実は所有してきたクルマの中で最高のサウンドでした。

一方、新車で購入しておいて短期間で売却したのには明確な理由があります。

主たるは続くであろう(2)、(3)・・・に委ねるとして、
あの太いAピラーは常に視界の邪魔であり、Cピラーの死角の大きさも要因でした。
例えれば、鳥篭の中で運転しているような感覚でした。

比較して、スバル車(特にレガシィBL/BPまで)のAピラーの細さは特異です。
死角を減らすため運転手から細くみえるように工夫されているのです。
アイサイトよりずっと重要に思える「ゼロ次安全性能」の1つだと私は考えます。
現行スバル車はAピラー根元に小窓を設けることで実現しています。

レヴォーグに代表されるプリウスライクなAピラー傾斜はスバルらしくないです。
あれに幻滅してVABを躊躇ったのも事実です。

スイフトスポーツは想い出に他なりませんが・・・。
現行ZC33Sに比べると、とにかくエキゾーストノートが素晴らしかったです。
どの社外マフラーに換装してもNAらしい爽快なサウンドを発揮します。
ぶっちゃけZC33Sは社外マフラーに換装しても倍音増しなだけでつまらないです。

私にとって、スズキのスポーツモデルは謎が多く感じます。

サンキューハザード

f:id:songforbrother:20181229060013j:plain

今日が仕事納めだった方々は多かったのではないでしょうか?
例外なく私もその1人でした。

今朝の通勤は凍結のせいでちょいと渋滞でした。
幹線道路で大型トレーラーが田んぼに落ちているやら、
普通乗用車が3台玉突き事故を起こしているやら、
“明日は我が身”と戒める必要はありません。

10年前ですが被害者になっているので人事ではありません。
事故は他人の人生を明確に変えます。
クルマ好きだった私は特に変わりました。
新車2年目で修復歴有、必死で働いた重み、一瞬で砕け散りました。
この事故によって私は500万円余りを感情の名で撒き散らしました。

記憶にはそこそこ確かですが、映像として残ってないのが遺憾ですね。

前置きが長くなりましたが(^^;

道を譲ってくれた際の御礼ハザードは有るべきと思ってます。
クルマを運転していると言葉で交わせない以上、有効な手段です。

今日の通勤で車線変更しようとした際の出来事です。
隣車線のクルマが譲ってくれたように見えました。
故に、有り難く車線変更させてもらいました。
そのクルマが不要に接近しなかったことから意思疎通GJと判断しました。

ところが!?

そのクルマの運転手・・何故か左腕の位置が高い、そしてスマホ・・・。
残念!斬り!
御礼ハザードを炊く必要もなかった?と思いました。

MT車を卒業しても

f:id:songforbrother:20181224222625j:plain

私は不定期に父親所有のMT車を運転することがあります。
残念ながら全くのファミリーカーです、メーカーは私の嫌いな・・・。

嫌いと掛けて快感と解く。。。

求めず、得ようとせず、ただMT車を扱うこと・・・一切期待はしません。
とて、このファミリーカーは私にとっては唯一の教科書です。

私がMTの操作性を見失うことは当面考えられません。

しかし、こちら(欧州車)のファミリーカーと比較すると全てが不安になります。
 ・ブレーキ性能が違い過ぎる・・・減速感・ペダルフィールともに桁違い
 ・ロードノイズが違い過ぎる・・・こちら60、そちら65・・・差は小さい
 ・常用回転域でアクセルペダルが過剰反応する・・・DCTは良くも悪くもマイルド
 ・クルマの重心点が違い過ぎる・・・減衰力の考え方が根本的に違う
 ・乗り心地はこちらが圧勝・・・微小ピッチのフワフワ感こそが不安感

販売価格が80万円も違うので致し方ないのかもしれません。
しかし、比較して車重が軽いにも関わらず、全てが重く感じるのは・・・。
ハンドル自体の質量が大きい・・・本体を外してもないのにそう感じます。

スペックは格下でも、走りの質感は逆転する、その良い事例かと思います。
日本車もダウンサイジングターボが普及していますね。
とて、欧州車の1,000rpm台からスムースに加速するフィールがありません。

私の持論・・・CVTが全てを台無しにしていると思っています。
加速時の音も良くないです、ギア比の概念がないのも納得出来ません。

今の私は何となく、惰性でMT車を運転しています。
望んだことではなく、それこそ事情による惰性です。

それでもMT車クラッチの使い方含め、色々と馬鹿が出来るミッションです。
AT/DCT/CVTには許されない遊びがあるのです。
その遊びの使い方が、実は同乗者に不快感を与えない運転に関係しているのでは?

WRX STI - GVB / VAB

f:id:songforbrother:20181223224616j:plain

VABのステアリングフィール、何回試乗しても重く感じました。
プロドライバーの中谷氏も過去に指摘しています。
「245を履くから」との弁・・・GVBもタイヤサイズは全く同じですが(^^;

レガシィB4 2.0R所有時、比較してもVABはステアリングが重かったです。
一方、GVBに乗り換えた際、ステアリングは感覚的に10%程度増しな印象でした。

それよりクラッチペダルの重さが気になりました。
VABがGVB比で軽くなったのは時代の流れですが、私のGVBはやたら重かったです。
GDB初期型に比べれば全然軽いのですが、あの重さは今考えると・・・。

VABのステアリングの重さは直進安定性を狙ったものかと推察します。
方向性はレガシィBL/BP進化型とも言われますが、WRX STIを冠すれば別物です。

レガシィBL/BP・・・操舵感は軽く、路面情報が読み取り難い
WRX STI(VAB)・・・操舵感は重く、無差別に路面からのフィードバックがある

GVBのステアリングフィールは接地感が今一つでした。(私のGVBの話です)
タイヤが台湾製のウ●コだったのでそれも関係しているかと思います。
しかし、操作に対する挙動はクイックであり、プレシジョンは高かったです。

間もなくEJ20/TY85のコンビも終ろうとしています。
乗り出し400万円オーバーですが、操舵系の質感は欧州車以上と思います。
素性はFFベース・・・しかし、独自の思想でレイアウトだけはFRと同じ縦置き仕様。

GVBとVABの違いを気にする人が居るかもしれません。
正直、中古と新車の違いがそのまま出ると思います。
GVBは中古車しかなく、前オーナーの扱い方次第ではVAB以下とも成り得ます。
GC8GDBは別格であって、GVBとVABで悩むことはないと思います。

もっと問題なのは天井・・・ルーフの雨音だと思います。
GDBから全然変わってなく、もっと静粛性を高めるべきですね。
レヴォーグも構造上同じでしょうが、アウトバックなら違う?(試乗する気なし)

カレンダー2019

f:id:songforbrother:20181222223942j:plain

私の部屋の次年度カレンダーはNHK仕様です。
快晴の関口アナ、通り雨の平野アナ、曇り空は個人的推し國本アナです。
國本アナはかつての福岡・岡村ポジかと・・・。

基本TVはNHKしか見てません。(そもそも興味がない)
帰宅時間が間に合えば、鈴木奈穂子アナを拝む幸せも然り(笑)

実は山本詩織アナからNHKに入門しました。
松田聖子に似ているかは微妙ですが、昭和のアイドルチックな容姿ですね。

今はNHKを卒業してグッディ!で活躍する寺川奈津美アナも好きです。
ご結婚・ご出産予定は今日初めて知りましたが(^^;

受信料払っている実感ですね(誤爆

インプレッサWRX STI spec.C

f:id:songforbrother:20181221224608j:plain

今でこそ“欧州車乗りです!”と対外的には聞こえ良く言えます。
実際満足してます。
不満は・・・DCTとて人間クラッチには全く及ばない点ですね。
そこをほくそ笑むのも、元MT馬鹿ならではの評価だと思います。
日々「数ヶ月前の俺の方が上手い!」と唯我独尊に浸ってます(笑)

レガシィB4 2.0Rの後釜として最初に検討した個体がありました。
行き付けのカースポット店頭在庫だったWRX STI(VAB-A型)です。
Type-S仕様なのでBBSホイールでしたが、若干のガリ傷がありました。
それさえ除けば、内外装とも経年感は殆どありませんでした。

3年落ち40,000km弱・・・車輌価格が確か350万円。
結果、見送りました。(A型/走行距離の割りに値段が高かったため)

この後、レガシィB4 2.0Rの車高調を交換するプランを検討しました。
専門筋にアドバイスを頂き改善プランが見つかりました。
しかし、車高調の選定難しさ故、改善プランを見送りました。

クダリが長くなりましたが・・・、
行き付けのカースポットにGRB前期型spec.Cが入庫したと連絡が入りました。
某木曜日18時頃のことでした。

この時で既にカースポットはインターネット上に物件を挙げていました。

私はそれを知らずに余裕綽綽・・・土曜日に出向いて即決する予定でしたが、
前日金曜日にインターネット上で商談⇒成約に至っていたとのことです。

この1日遅れが私のその後のカーライフを一変させたと言わざるを得ません。

その2,3ヶ月前から状態の良いGRBを検討していることは営業に提示していました。
10年来の重要顧客より、県外の冒険者を優先するのか!?恨みました。

仮にVAB(省みずD型新車)を購入していれば未来は大きく変わったと思います。
共通点は借金(ローン)でしょうか(^^;

今はVABを羨むことはありません、今の車で出来ることを通勤で実践しています。
MT操作を成熟させた人こそ、DCTのロジックを理解出来ると思います。

クラッチペダルがなくともクラッチが介入しているのをアクセルペダルで感じます。

ミス・コミュニケーション

f:id:songforbrother:20181216220205j:plain

本日散歩中に生じた1コマについて話題提供させて頂きます。

・とある道路を徒歩で前進中
・対向車が近付いてくるも路肩でストップ、エンジンが停止
・そのまま通過する
・運転手は苦い表情でこちらを見つめる

結果論、車庫入れのため、私が通過するのを待ってくれてたようです。
有り難い話ですが、私は全く勘違いをしてしまいました。

仮にハザード、パッシングなりしてくれれば、せめてもの一礼はしました。
私にはその車は単なる路駐にしか見えませんでした。
故に、何もレスポンスせず仕舞いでした。

私は車庫入れ・出しの際、ハザードを炊くようにしています。
4年程前に地域の交通安全指導員から指摘されて以降、今も守り続けています。

その意味では、今日の出来事はお互いのミス・コミュニケーションになります。
運転手の苦い表情が「こんな寒い日に散歩かよ」ならば杞憂ですが・・・。

次の信号で右折したいのなら、その少し前に車線右側に寄ってはどうでしょうか?
方向指示器を出す前でも、後続車はその意思表示を認識してくれるかもしれません。

阿吽の駆引き。。。忘れ去られてしまったように感じます。