去る3/9のこと、ABARTHの595に試乗した。
初のABARTH、初のイタリア車、敷居が高くて終始ビビッてしまった(^^;
試乗コースの案内を、営業マンが595 Competizioneで説明した。
MOPのRecord Monzaが装備されており、車内は絵に描いたような重低音が轟く。
車外で聴く限りはお世辞にも上品とは言えないが、車内では豪くスポーティーだ。
Boostは2,500rpm程度から明確に立ち上がり、即座に加速へと反映される。
Polo GTiより加速Gは劣る、208 GTiよりトルクが薄い・・・、しかし、反応が速い。
とにかく音の演出が凄まじく、雰囲気だけでも価値は確かだと感じた。
私が試乗したのは595ベース車。
Competizioneと比較してパワー差は明確、されど醸し出す雰囲気に差はなかった。
田舎道の中速コーナーで、呆気なく高速道路の標準速度に達した。
久々にスイッチが入ってしまった(^^;
Competizioneはシートが滅法硬い。
RECAROベースではないらしいが、そのRECAROより明らかに硬いものだった。
平素SR-7に慣れ親しんでいる私でも音を上げてしまいそうだ。
VWのPolo GTi(6MT)、Peugeotの208 GTi(6MT)、Renault Lutecia R.S.(DSG)。
これら中で最もホットハッチと呼ぶに相応しいと感じた。
楽しい、これに尽きる。
へんてこりんな位置にあるMTレバーだが、Polo&208のGTiよりフィーリングは上々。
スイッチ感は殆ど感じなかった。(スイッチ感はワイヤー式MTでは永遠の課題)
先代Polo GTiのMTフィーリングは酷過ぎたが、新型は改善されているのだろうか?
改善されていれば、UP GTi(6MT)への期待度が上がる。
ABARTH 595は直線も速いが、コーナーを痛快に駆け抜けるクルマだった。
数字だけでは語れない、感性に訴えかける、MT乗りであればビビッとくるだろう。
Thanx and Best Regards