先日試乗したMINI JOHN COOPER WORKS(以下JCW)。
メーカーチューンドの完成度に高く感銘を受けるとともに驚かされた。
人生で初めて「トルクステア」というものを体験した。
ハイパワーFF車には昔からよく言われてきたが最近は影を潜めた。
当該カテゴリーの車種が衰退してしまったのも1つにある。
または電子制御が入ってトルクステアを抑制している場合もある。
MAZDA SPEED AXELAがその典型的な例だと言える。
特に1,2速の低いギアの時、フルスロットル時にトルク制御が介入する。
ホイルスピンを抑制する目的もあるかと思われる。
話が反れてしまったが、JCWはトルクステアがよく分った。
安全の範疇で、意図的に残した“味付け”もしくは“遊び心”なのかもしれない。
日本車にはすっかり消え失せてしまったもの。
それが意外と最近の欧州車、特にダウンサイジングターボに色濃い。
個人的にそんな気がしてならない。
Thanx and Best Regards