2010年9月頃、カースポット某店でインプレッサS-GTを試乗しました。
アプライドA型の5MT、確かスポーツパッケージ装着車だったと思います。
店頭販売している中古車でしたが「試乗可」となっていました。
(当時のカースポットは意外と試乗させてくれましたが現在は知りません)
2.0GTになってエクステリア変更点は僅かですが見た目への影響が大きいです。
・アルミホイールがシルバーからガンメタリックへ
・フロントグリルがレガシィのようにスプレッドウイング意匠へ
・リアガーニッシュがメッキモールからボディ同色へ
S-GTのクラッチペダルはWRX STI(GRB/GVB)のアプライドC型より重かったです。
シフトフィールはレガシィBL/BPのTY75特有のゴリゴリ+グニャ感が鳴りを潜め、
いい意味で程好いワイヤー感がありました。(間違いなく縦置きのロッド式です)
この点はローエンドに当る15Sでも同じフィーリングであることを確認済みであり、
インプレッサの方がシフトフィールが良いのは何だかな・・・でした(^^;
油圧パワステは全速域に渡って軽めながらも操舵している感はありましたが、
残念ながら路面からの情報、タイヤの接地感がまるで伝わってきませんでした。
乗り心地はロングツアラーとしては歓迎されるファミリーなものでしたが、
欧州車に見られるダンパー減衰力によって生み出される乗り味とは違うものです。
当時の私はそれを未体験・・・知らぬが仏とはよく言ったものです。
レガシィBL/BPの2.0GT用ビルシュタインダンパーと比較してロールは大きいですが、
リアのダブルウイッシュボーンは道路継ぎ目でボディのストロークが小さいことから
トランク(B4)がぼよぼよ跳ねるレガシィのマルチリンクより煮詰まってそうです。
総じて、WRXのように操って何ぼ感とは全く疎遠しているクルマではありましたが、
当時の私が未来的にやりたいことに合致、概ね貢献してくれそうな印象を残しました。
次回記事はインプレッサ2.0GT納車後のインプレになります。
納車時期の関係でスタッドレスタイヤ・・・反ってか知らないことを知ることに(^^;