ハイオク満タン

LOVEBITESとドイツ車、ハイボールをこよなく愛する 謎のおっさん語る

ガラスエリアとウエストライン

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先般、河口まなぶ氏がBG型レガシィ~BH型、レヴォーグを比較したのに倣い、
負けじと「俺なりの即位礼正殿の儀」を取り計らってみました(笑)

CarviewでもBGレガシィは視界が広いだのボンネット・インパネが低いだの、
当時は誰もが酷評したシートも「座り心地は今でも十分通用しそう」とのことです。


さて、私が気になっているクルマの寸法を実写の1/16スケールに換算して、
以下の部位を測定(シミュレーション)してみました。
0.5mm刻みで切上げまたは切下げしてるので当然誤差(実写±8mm程度)はあります。
また、実写に水平が出てないことから生じる誤差(不明)も少なからずあります。


ボンネットの高さ・・・前輪中心軸上で算出
フロントガラスの高さ・・・上端~下端間で算出
前席サイドガラスの高さ・・・ドアノブ端の軸上で算出
エストラインの高さ・・・ドアノブ中心の軸上で算出


BG型レガシィ          ① 888mm / ② 416mm / ③ 376mm / ④ 920mm
レヴォーグ               ① 968mm / ② 376mm / ③ 368mm / ④ 1000mm
アクセラスポーツ    ① 968mm / ② 360mm / ③ 336mm / ④ 992mm
現行コペン               ① 880mm / ② 328mm / ③ 248mm / ④ 904mm
BRZ(86)                   ① 864mm / ② 344mm / ③ 304mm / ④ 904mm
MINI(3ドア)              ① 952mm / ② 360mm / ③ 328mm / ④ 984mm


BG型レガシィのボンネットの低さ、そしてウエストラインの低さが際立ちます。
この中ではガラスエリアがダントツで大きくCarviewのレビュー通りの結果です。
アクセラスポーツはガラスが水平基調ではないため測り難かったことから
誤差が大きいと思いますが、現代らしいデザインの表れと言えます。

一方、コペンはサイドガラス縦方向の短さが際立って視覚的な狭さも助長しています。
エストライン・車高が近いBRZは視界に多少配慮したスバルの姿勢が垣間見れます。


現代のクルマほどガラスが小さくなり、ウエストラインが上がっているのです。
ヒップポイントも相応に上がっているので前方視界の相関はとれていますが、
デザイン重視なクルマほど車格の割にサイドガラスが小さく、形状がエグイ傾向です。


スバルは今尚ゼロ次安全の思想を継承しているので賭けのデザインは出来ないのです。