ハイオク満タン

LOVEBITESとドイツ車、ハイボールをこよなく愛する 謎のおっさん語る

日産ノートNISMO S 試乗記

f:id:songforbrother:20190120222944j:plain

2015年3月28日、初めてノートNISMO Sに試乗しました。

巷ではクラッチペダルが車格の割りに重いような噂を聞いていました。
実際は「うちの2.0Rと同等、ミートポイントは浅くストロークが短い」です。

試乗車は標準シートでしたが、偉く下駄を履かせたものでした。
着座位置が異様に高く、それまで高いと思っていたスイフト以上だと感じました。

シフトフィールは残念極まりないです。
これはマーチNISMO Sと同様、スポーツモデルに相応しくない質感です。
個人的にはスイフトスポーツ(ZC32S)以上で「これは無い」と思いました。

電動パワステは油圧式のレガシィB4 2.0Rより良い印象でした。
適度な手応えがあり、タイヤのグリップレベルを感じることが出来ました。

1.アクセルレスポンスが人工的
 ニュートラル状態での空吹かしは滅茶苦茶機敏です。
 シフトダウン時のブリッピングではアクセルを踏んだ以上に吹ける印象です。
 操作に対するリニアリティーが無いです。

2.ヒール&トーは素人には無理なペダルレイアウト
 何にも対応出来るプロの素晴らしさに感嘆します。
 マーチNISMO Sも含めて自動車評論家の間でも指摘されていました。

3.フロア剛性が頼りない?
 着座位置が高い割りに地上からの入力が入ってきます。
 ライバル車と比較して足を硬めているためでしょうか。
 正直硬くはないです、ダンパーも然程・・・、スイフト(ZC72S)は凄いですね。
 NISMOはスポーティーな乗り味を演出している・・・、そんな印象です。

当時の新車価格で約230万円・・・求め方にもよりますが高いですね。
トランスミッションが今時5MTなのもネガです。
ティーダ(C11/12型)で採用した6MTは!?・・・営業に質問してもムダでした(^^;

比較して、常々鈍臭いと思っていたレガシィB4 2.0Rの方がスポーティーでした。