先代は着座位置が410mm、現行のそれは400mmと謳われています。
BRZが400mm、S660は335mm、NDロードスターは推定で360mm程度でしょう。
この手の中でコペンは着座位置が特別低くはありません。
それは車高(先代:1,245mm/現行:1,280mm)からも分ります。
現行は先代より35mmも車高が上がっています。
しかし、着座位置は先代より10mm下がっています。
違和感です。
レガシィと比較してみるとウエストラインが然程変わりません。
私のレガシィは車高が純正比約15mm下がっているので適切比較ではないですが、
コペンのウエストラインの高さが如実に分ります。
この手のクルマはガラスの特に高さ方向が短い傾向にありますが、
あと30mmでいいのでウエストラインが低いと特別なクルマらしく見えるかと・・・。
試乗当時、常時停車していた初代セルシオの見え方が異なりました。
先代試乗時、視界に入って見えたセルシオのウエストラインが、
現行運転時には自車のウエストラインと殆ど差がなく見えたのです。
着座位置の測定方法が先代と現行とでは異なるのではないでしょうか?
二面図から検証すると現行の方がフロアが高くなっていることが推察されます。
とて、10mmは測定誤差の範疇ですので着座位置はほぼ同じと言っていいでしょう。
と言うことは、ウエストラインが決め手かと思われます。
現行はウエストラインが上げられたため囲まれ感が強くなった印象です。