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Audi SQ2 試乗記

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先日、新型Audi A5を試乗した際、担当営業と次のクルマの話になり、
今のクルマに満足しているけど乗りたいクルマがある」と返答したところ、

SQ2はデモカーがあるのでぜひ乗ってください

とのことで、先週土曜、30分以上試乗をさせてもらいました。

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SQ2はQ2ベースのスポーツモデルであり、駆動方式はQuattro(4WD)です。
エンジンは2Lターボですが、SUVライクな容姿に似合わず300PSを発揮します。

リアサスペンションはダブルウィッシュボーンです。
これはA1対S1と同様で、駆動方式の違いでリジッドから変更されています。

最低地上高が175mmと高めの割に全高は1,525mmとコンパクトカー同等であり、
フロアを低くすることで社内空間の縦方向には十分な余裕があります。
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能書きは程々にして(笑)


アイドルアップ時のエグゾーストノートやや大き目です。
感覚的にはVolkswagen先代Polo GTIと同程度ではないかと察しました。

Q2よりかなり引き締められた足回りですがリアの跳ねはなく安定感があります。
特に直進安定性は最低地上高を感じさせず、空力性能の高さを予想させます。

Dynamicモードにすると変速時、また3,500rpm程度でのアクセルオフ時に
お得意のバブリング音がしますが、TTS3よりは控え目です。
それでも道行く人は「何の音だ?」とこちらへ視線を伺うレベルです。

1回だけフルスロットルをかましましたが、フロントが大きくリフトアップし、
ここ最近試乗したクルマの中では最も暴力的な加速をしました。
同じようなスペックのスバル WRX S4にこの暴力さが無い要因はCVTだからなのです。
変速時にいちいちクラッチを切る必要があるMT乗りの人は理解できるでしょう。

視界設計はゴルフと似た形状のCピラー死角こそ気にはなりますが、
窓は大きめにとられ、フロントガラスからボンネットが見える稀有なものでした。
これは身長173cmの足が長めな私が適切なシート高にしての前提話です。


アウディはどの車種に乗っても「これアウディだね」と感じる乗り味があります。
ステアリング操舵性、タイヤ接地感、遮音性、ボディ見切り=視界性能、等々。
RSシリーズはそこも同じと推測、暴力さがより増す感じなのでしょうか。

今年6月に販売開始となる新型S3がとても気になります。