私はクルマのヒップポイント、ウエストラインに対して気に掛けています。
このバランスが視界性能に大きく影響してくるからです。
約20年前のクルマは、スポーツカーではなくともヒップポイントが低めでした。
大衆車のカローラ、サニー然り・・・、アコード辺りは全てが低かったものです。
今や彼らには見る影もありません。
私の愛車、世界的エコカーはどうでしょう?
そこにクルマはありますので、実際に測ってみれば解明されます。
座面の一番深いところで約420mm程度でした。
これはRECAROを入れたレガシィ(BL/BP)と殆ど変わりません。
数字で見て「意外と低かったんだ・・・」と思い馳せました。
低く感じさせないのは、ウエストラインが高いためです。
囲まれ感=低重心と錯覚する人は少なくありません。
囲まれ感=安心感?・・・実際には錯覚です。
例えばレガシィBL/BPと先代アクセラ・・・低いのは言うまでもなく前者です。
囲まれ感からか?先代アクセラの方が低く感じる人が居るようです。
欧州コンパクト・・・意外にも私の理念に適うクルマ作りをしているようです。