LOVEBITESの新作EP「GLORY, GLORY, TO THE WORLD」が手元に届きました。
MVで先行公開された「GLORY TO THE WORLD」は↑で既にレビューしていますが、
他の3曲についても同様、まだファン7ヶ月目の青二才が語ってみたいと思います。
今日は「 NO TIME TO HESITATE 」です。
作詞はVocalのasamiさん、作曲はGuitarのmiyako先生・・・待望の布陣です(笑)
イントロからTHE HAUNTEDの「99」を思わせる重厚なリフで始まります。
Verseの荒ぶるasamiさんの歌い回しにはロブ・ハルフォードの魂を感じました。
Bridge頭は3度の音が強いCコードが心地よく、Chorusへの布石を投じるB7コード感、
私がLOVEBITESに求める、miyako先生の世界観を感じるコード展開が嬉しいです。
Chorusは何処か「GOLDEN DESTINATION」を思わせますが、こちらの方が全体的に
キーが高いのでより激しく、且つエモーショナルに聴こえます。
asamiさんの3度上ハモリがスパイスとして相当効いていると如実に思いました。
とにかくChorusの歌メロがカッコいいです。
ギターソロはワウを使ったチョーキングを交えてのスリリングな高速プレイで幕開け、
続け様にトラックはLRに別れてメロディックなハーモニーを奏でます。
2人の異なるスタイルのギターリストを強調する最近の“バイツスタイル”です。
この曲の総評・・・私が求めるLOVEBITESの曲(歌メロ・コード)がやってきました。
何処か「SCREAM FOR ME」に似たキャッチーさもあります。
また、ギターのアプローチは「GLORY TO THE WORLD」とは全く異なり、
むしろ私が好んでコピーしている1st「AWAKENING FROM ABYSS」に近いです。
唯一気になるのは、リードギターの音がキーボードに聞こえることです。
ネック側ピックアップにして弾いてるわけでもなさそうですが、
LOVEBITESはギターが奏でるバンド、もっとギターらしい音の方が良いです。