今朝、ジムニーシエラ(JB43W)の雪道性能を試すのには勿怪の積雪があり、
ようやく“4WD”で走行することが出来ました。
しかし、現実は悲しいもので、フロントタイヤが逃げる現象は2WDと同じで、
巡行およびごく普通の加速時でも、水分を多く含んだ雪には勝てませんでした。
正直、ごく普通の雪道では反ってごく普通のFF車の方が安心して走れます。
ジムニーシエラは駆動状態に関係なく、フロントタイヤの仕事の質が問題です。
わてくしなりに走りながら考察してみました。
1.サスペンション(構造含む)が悪い
ふわふわの挙動なので、どの轍でどの挙動が出たのか瞬時に判断できません。
ウナ丼さんに倣ってダンパー(減衰力)を強化すれば改善される可能性はあります。
2.スタッドレスタイヤが悪い
DUNLOPが雨でハイドロを起こし易いのは11月の段階で分ってました。
サマータイヤのMICHELINでも少しキックバックは感じてました。
路面と一番最初にコンタクトするのがタイヤ、願わくばVRX3と比較したいです。
3.重心点が高い
ヨーダンピングは然程悪くなく、車線変更では意外とふらつきません。
似たような重心のSUVやトラックは普通に走ってます。
重心点の高さは関係ない、これだけはっきりと言えます。
4.車重が軽い
この手のオフロード車としては、軽のジムニー含めシエラも車重が軽い方です。
インプレッサのようにタイヤ接地面で雪を蹴散らして走ることが苦手のようです。
しかし、背の高い軽自動車が普通に走ってますので支配的要因ではありません。
スタックする危険性は確かに感じませんが、流れに合わせて走るのは苦労します。