レガシィツーリングワゴン2.0Rspec.Bの試乗記です。
E型なのでほぼ新車、オーディオは標準仕様でした。
※今だからこその特筆事項
D型のB-SPORTSと基本は同じで専用ビルシュタインサスが入っています。
ダンパー・バネ定数も変えていないと思われます。
一方、MT車はフライホイールがしれっと変更されています。
⇒ 悪評高いデュアルマスからフレキシブルへと。(2.0GTも同時)
クラッチペダルは2.0GTspec.Bより軽く乗用車的な重さでした。
⇒ HONDAアコードEURO-Rと同じくらいです。(スペック同等)
ギアは2.0GTspec.Bの6MTと比較して、これも乗用車的な手応えでした。
⇒ 5MTの方がシフトロッドが短いです。(インプレッサも同じ印象)
2.0GTspec.Bと同じビルシュタインサスですが設定がまるで違いました。
RSKと比較しても明らかに柔らかくボディの動きが大きい印象が残っています。
意外と気になったのがメカニカルノイズでした。
2.0GTspec.Bは低回転域は静か、中~高回転域はゴロゴロしたエンジン音がします。
一方、2.0Rspec.Bは全回転域でファーンと共鳴するような音がしました。
アクセルペダルを放した時、エンジンブレーキの共振音も大きかったです。
⇒ フライホイール含め、スバルの5MT(TY75)の特徴と言えます。
車重が2.0GTspec.B比で約100kgも軽いせいか市街地では加速良く感じました。
特に3,000rpm辺りまでは2.0GTspec.Bよりエンジン回転上昇がスムースで、
アクセルペダル(スロットル)との連結感も良く感じました。
「スバルのMTでもコレなら扱えそう」、そんな自信が芽生えました(笑)
自宅へ戻るためにRSKに乗ると「安定感ハンパ無い」と如実に思いました。
軽快さは微塵もないですが、重たい物が腰下以下に集中している感覚なのです。
それプラスして不等長エキマニがもたらすドロドロした脈動音、
いかにもターボ車なプライマリータービンのヒュンヒュン音、
ATであってもこれはこれで楽しいものです。
あと、レガシィBL/BPは全体的にクルマの重心がBE/BHより高いのでは?
⇒ エンジン搭載位置はBL/BP型の方が僅かながら下げられています。
これら試乗の2ヵ月後、インプレッサS-GT(5MT)にも試乗することに。。。