インプレッサS-GT(5MT)の試乗記です。
試乗したのは2008年1月だったと思います。
A型です・・・グレード名はA・B型はS-GTですが、C・D型は2.0GTになります。
レガシィの内・外装質感からは明らかに見劣りしました。
ドアは薄っぺらい、閉めた時の音も今一、プラスチッキーそのもの。
サッシュレスで不利だったレガシィの方が剛性は高く感じられました。
⇒GVBインプレッサも同じで、ドイツ車比では悲しい程に軽々しいです。
クラッチペダルは2.0GTspec.Bより重く、走りに振っている感がありました。
クラッチミートは意外とし易く、2.0Rspec.B(BP5E)の延長線上な印象でした。
⇒クラッチの仕様は基本同じで、当時感じたことは満更でもなかったです。
S-GTもTY75のミッションノイズが喧しいクルマでした。
レガシィBL/BPは意図的にエキゾースト音を残した演出がありましたが、
この代のインプレッサ、特に5MTモデルは往年のスバルノイズそのものでした。
レガシィ(BL/BP)と同じターボでも、S-GTではエンストは皆無でした。
MTに関しては、レガシィ(BL/BP)よりは扱い易いです。
前期型は足回りが未熟・・・しかし、エンジンはレガシィ(BL/BP)より吹ける。
後期型は足回りは硬められた・・・しかし、エンジンは明らかにレスポンス低下。
メーカーから正式な情報はありませんが、ECUが異なる可能性があります。
S-GT(A・B型)はレガシィ前期型流用、2.0GT(C・D型)は後期型流用の可能性。
運転のし易さは特筆点でしたが、ドアの安っぽさが浮き彫りに・・・。