愛車が何であろうが、この時季は岩牡蠣を求めて毎年山形へ出掛けている。
ヤマサ鮮魚の岩牡蠣・・・、これに尽きる。
この日、GVBはエンジン警告灯が終始点かずご機嫌だった。
シフトアップ時はSモード、巡航時はIモード、山坂道でS#モードを使い分けた。
結論として、SI-DRIVEはスバリスト的には全く無意味なものであることが判明した。
アクセルを踏んでからエンジンが反応するまでのラグ(電スロ)が全く同じ。
この検証はかつてCLUB LEGACY(車系雑誌)で論議されている。
2.0Rが神に思える程、GVBのアクセルレスポンスは鈍過ぎる。
黒澤元治氏の言葉を借りれば「この制御はないよ、こんなの、今の時代に」だ。
特にシフトダウン時のブリッピング(回転合わせ)が支離滅裂。
天気が相俟って、自慢(?)の一眼レフには大した写真は記録されなかった。
しかし、時々クルマに対して周囲から視線を注がれることにはWRXの意味を感じた。
シェイクダウンなので終始安全運転を心掛けた。
燃費の悪さは覚悟していたが、結果的には満タン法で13.5km/Lだった。
おそらくは、これが最高燃費になることは間違いない(笑)
スバリスト的に総括すれば、
①ECUが16→32bitになって、アクセルレスポンスが明確に悪化した
②GRB/GVBの乗り味はSTI史上最高レベル、ただ、段差でバンパー底を擦ってしまう
③GDB比でハイギア化されたが、低速トルクに関しては殆ど差異はない
④普通に運転していてもデフの音が気になる(壊れたような音がする)
⑤相変わらずクラッチはタフ(踏力はVABより要求されるがGDBよりは明らかに軽い)
目下の課題はブリッピング。
アクセルペダルの踏み量に対してエンジン(スロットル)が全くリニアに反応しない。
それ故に、ヒール&トーもギクシャクしてしまう。
クラッチのタイミングではなく、エンジンの吹けが遅いことが原因。
不満を語ったものの、想定外に乗り心地が良く、ダンパーの役割を勉強させられた。
GDAのカヤバは酷かったが、GRB/GVB以降は良い物と言える。
Thanx and Best Regards